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ロッテの勝因は?【パ・CSファーストステージレビュー】

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※各球団の情報はこちら※セ・CSファーストステージレビューはこちら パ・リーグのCSファーストステージは、ロッテが11-1、0-15、4-1と2勝1敗で勝ち抜けとなった。 大舞台でもポイントゲッターは、これ以上ない存在感を示してくれた。3番に座る井口だ。第1戦では初回、岸の出鼻をくじく先制ソロ。チームに勢いをもたらし、この試合では自身3打点をたたき出した。第3戦では、1点リードの6回、牧田の初球をバックスクリーンへ運び、貴重な追加点となるソロ。この一発でマウンドから引きずり下ろすこととなった。 もう一つ見逃せないのが、リリーフ陣の踏ん張りだ。第1戦では、5回に先発・古谷が中村にソロを浴びると、なおも1死満塁のピンチをつくった場面で、西野を投入。すると後続を抑え、反撃を食い止めた。第3戦でも2点をリードして迎えた6回、先発・唐川が連打を浴び、ピンチを招く。ここで本来セットアッパーの役割である内を投入し、犠飛で1点は許したものの、相手に流れを渡さなかった。 内は、2010年に日本一となった時も、9月中旬から一軍に復帰。CSファイナルステージから日本シリーズにかけての登板では、1点も許さない完璧な投球で“下克上”の立役者の一人となった。今季レギュラーシーズンでは、得点圏に走者を背負った場面で3安打しか許さず、ピンチで強さを発揮している。カルロス・ロサなどその他の救援陣も、楽天戦で同様の働きが見せられるか注目だ。 レギュラーシーズン終盤は、負傷者が続出し苦しい戦いを強いられたロッテ。しかしながら、ここにきて内の復活など、リリーフ陣を中心とした粘り強さがある。このあと楽天にどう挑んでいくのか、目が離せない。

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